毎日たくさんの方とご縁を頂く中で、失礼ながらこちらからお付き合いを断る場合もあります。
今日はそんなお話しです。
例えば、こんなことをしたことがありますでしょうか?
・美容室に行き仕上がりが気に入らなかったから料金を値引きするよう交渉した。
・携帯電話を壊してしまい、修理するまで使えなかったので通話料を値引きするよう交渉した。
・自動車を購入する際、値引きやオプションの無料追加をしてもらった。
・居酒屋で飲食したが、思った料理と違ったので値引きするよう交渉した。
・高速道路が混んでいたので、高速道路としてのメリットがなかったからと値引きするよう交渉した。
・ショッピングモールで洋服を購入する際、1部分だけデザインが気に入らないので値引きするよう交渉した。
皆さん1度は値引きさせた、して頂いたことがあると思いますが、何に値引きを期待するのかは人それぞれで。
値引きってどんな状態で発生するのか考えてました。
1番値引きがイメージしやすいのは「全く同じ商品やサービスを競合が扱っている場合」でしょうか。
では、1番値引きのイメージがないものは?
公共料金でしょうか。
料金を支払い何らかの物やサービスを得る時、「値引き交渉してみよう」と考えるのは、その物やサービスの原価がイメージ出来るから、もっと儲けの部分を削れるんじゃないのか?という心理でしょうか?
例えば200万円の車を購入する際に20万円値引きして頂き、オプションにカーナビをつけてもらった場合、周りの方は良い買い方をしたねと感じるかもしれません。
逆に、200万円の車を購入する際に150万円値引きして頂き、オプションの総額が100万円だった場合、周りの方はなんと思うでしょうか?
無意識に「原価」を考えてませんでしょうか。
それって原価いくらだよ?そんなに値引きしてもらって、その自動車自体は大丈夫?とか。
では、物の存在しない役務の原価はいくらでしょうか?
この点に思いを馳せることの出来ないお客様は、必ずこう言います。
その広告サービス受けたいけど効果が出たら料金を払うよと。
加えて、自信があるならそれでも変わらんだろと。
広告代理店や売上サポートのサービスは、サービスを受けても結果がどうなるのかハッキリしないから原価がイメージできないんですよね。
広告を提供する側は、その広告に携わる際の実働時間や対応する顧客数のキャパやその効果を考えて価格設定します。
なので、業者により原価は変わります。
だから、「少し無理すれば安く対応できるでしょ」「役務の料金は全部純利でしょ」「他のお客様のついでに自分のところは対応してよ」との考えに至るのかと。
気持ちはわかりますが、その考えは全くわかりません。そんな時私は必ずこう言います。
仮に、あなたは1万円もらって何日働けますか?と。
半日?1日?
人によって答えは様々ですが、コンサルフィーが月に1万円だったとしたら、その受ける役務に費やす時間を考えて頂きたいのです。
何を以てその1万円が高いのか安いのか。
結果に対してではありません。
その結果を出すための作業や知識に対しての料金です。
結果はその業種やお客様の状況などにより変わりますが、結果を出すための動きに変わりはありません。
そこを値引きされては動けないので、私はお付き合いをお断りします。
サービスに自信があるので競合他社の価格とは比較してません。
今日も1日しっかりお客様の売上向上サポートやり切ります!
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