借金で首が回らなくなった時、
言われた言葉が今になって響く。そんなお話です。
先駆者の言葉から学ぶ。
仕事は仕組化と心意気。
今日も張り切って152記事目。
皆さんのWebマーケター
たなべ企画の田邊です。
たなべ企画では毎日お客様を通じて学んだこと、
Webマーケを進める上で身になったことを通じて、
感じたことを徒然とお伝えいたします。
さて。
1億円返済(何度も書きますがそんなに借金がある事すらわかっていない)。
1日のスケジュールは、
返済
借入
お詫び
のルーティンになり、仕事は全くできません。
当時、制作が私ともう1人。
営業が私ともう2人。
ネットショップのアルバイトが1人で仕事していました。
でも私が業務として機能していません。
- 当時「リスケ」など知らず(これも勉強しない)
- 銀行に毎回返済計画を持参
- 消費者金融で借りて返済
- 役所に行って納税を少しずつし
- 質屋に日本限定100本の時計を質に入れたり
- 車を激安のものに買い替えて差額で返済したり
- 親父に200万借りて返済したり
- 親戚を回って金策したり
- お客様からのお仕事の料金を前受けしたり
「その時に支払うべきお金を工面する」
というフェーズに入りまして。
でもおかしなことに、
1日仕事した気になるもんです。
今思えば、思考停止していたんだと思います。
毎日毎日返済するも、借入額は増えるばかり。
借り入れも出来なくなり、
身近な人からもマックス借りて、
返済が滞って6か月・・・
これまで見たことのないハガキや封筒が届き始めます。
催促
督促
最終通達
最終通達なんて言いながら、その通知が毎月2年くらい届くので
ポストを少し大きいのに変えました。
もう何をしているのか自分でも理解していません。
疲れ果て、
そんな時に知り合った方が2名。
おひとりは、商工会議所を紹介してくださり、
もうおひとりは、事業再生を仕事にしている司法書士の李さん。
今後の流れとして、
「商工会議所」
・自己破産して借金をゼロにする。
・家は無くなるけど、売った時の差額でリスタートできる。
「李さん」
・自己破産しない。リスケして少しずつ払う。
・家はリースバックして名義は変わるが住み続けられる。
今の今聞けば、李さんにお願い100%なんですが、
当時疲れていた私は、
借金が無くなる
差額がもらえてリスタートできる
現状が変わる
と言う点で商工会議所にお願いする気持ちになっていました。
李さんから、
「こんな時は大体判断間違えるんよ」と言われました。
李さんは当時(今も)イケイケなので発言が心にズキズキ刺さります。
今思えばズキズキ刺さるのは、私がダメな事ばかりしてたから。
刺さるに決まってます。
出来てない点を指摘されるんだから。
ということで、
商工会議所に自己破産をお願いし、
諸々を売ったお金の差額を受けました。
30万。。。
〇〇費用がいくら。
〇〇費用がいくら。
と言われ、残ったのが30万・・・これで再起しろと?
しかも屈辱的な事柄が。
「一安心したでしょ?打ち上げしませんか?」
と言われ、当時家の販売を担当してくれた方とご飯を食べました。
そこにいた数名の私を見る目は、オオカミが羊を食べ終わって、その横を見たら子羊が来てた。今は満腹だから食べませんよ。と言う風に見えました。
結局この方たちは「自己破産させる」というサービスを生業としている方たちでした。
悔やんでも仕方ないので、次の日から再起に向けて動きましたが。
結果、裁判1件残り敗訴し、
当然どこからも借金できないのでいきなり苦しい生活になり、
活動しようにもお金が無い。
そんな状態になりました。
李さんとはその後、その時よりも深くお付き合いをするようになり、
李さんの周りで安心して仕事に邁進できる人が増えている様子を見て、
「こんな時は大体判断間違えるんよ」
という言葉は今でも時々思い出されます。
苦しい時の判断を間違えないよう、しっかり考えたいものです。
今日も1日やったりましょう!
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